プラウダ

モスクワの報道は三つのカテゴリーにわかれている。すなわち「真実」「たぶん真実」及び「真実性のないもの」の三つである。 第一のカテゴリーには時報、第二のカテゴリーには天気予報、そして第三のカテゴリーには他の全てが含まれている。

先生を辞めまして

これも退職エントリに入るのだろうか。というわけで「先生」をやめたお話です。

某有名中学入試の塾に勤めてたんですが、9月いっぱいで辞めました。大きな理由は2つ。「これ以上年収が上がる見込みがない」「業務内容がつまらない」です。

前者の内容は明確ですね。普段の授業を週6で入ると年休が90日しかない(代わりに1日あたりの労働時間が5時間前後)上にその他のテスト業務に出なければ人事考課上がらんよーって話をされた上でぼくの人事考課がしょっぱい感じだったのが主な原因です。って言うか有給休暇消化のために休暇申請出しただけでも人事考課下がってるんじゃないかって個人的に思ってます。それ違法ですよ、違法。

後者の「業務内容がつまらない」って言う内容は色々と細分化して思うところがあります。一番大きいのが「成績が上る見込みのない下のコースの子を教えて何になるのか」って理由です。成績が上がらないのは家庭環境もそうだし、もっというと遺伝子的な部分も大きいんじゃないか、自分にできることはないと思うのにこのまま自分の労働力を浪費させ続けさせるつもりか、っていうのが大きいです。

二番目は「この業務内容をこのあと死ぬまで続けるのか」ってところですね。入試問題によって毎年教える内容が変わるとは言え毎年教える内容は代わり映えしない。覚えてしまえばそれで終わりっていうのは楽ではあるんですが、結構苦痛だと思います。

あとはまあ、挙げられる理由として「生徒との人間関係を良好に保ちつづけるのが難しい」「仕事終わるのが夜で厳しい」「入試情報みたいなものに興味持てない」「手を出せないとわかっている子供の相手をするのがムカつく*1」とか色々ありますが、とにかく面白くなくてしんどかったという話です。

転職先の仕事ですが、辛いところもあります。割りとレガシーなシステム*2(バックエンドも同等)ようなシステムを相手にバグフィックスや機能追加を行うのでその辺がつらいです。バージョン管理はsvnだし。でも新しい風は吹き込めそうだし、何よりプログラミングしているというのは代えがたい楽しみであるなあと思うので、しばらくは現職で頑張っていきたいなあと思う次第です。

*1:体罰は絶対に行けないと思っています。でも大人数(20人弱)で授業してると体罰に頼ってしまいたくなる時があります。ですから間違っているのは大人数で授業することだと思います

*2:フロントエンドにprototype.js使ってる